7月に入り、プロ野球前半戦も間も無く終了。
首位から最下位までが数ゲーム差という僅差の争いをしてきたセ・リーグも徐々に縦長の装いを呈してきています。
さて、それでは6月1日と7月1日とではどれほどの変化が生まれているのでしょうか。
順位表と共に見ていきたいと思います。(指定日の0時時点での勝ち数とします)
6月1日
1位 中日 24勝20敗1分 -
2位 巨人 25勝22敗 1.0
3位 阪神 24勝23敗 1.5
4位 広島 22勝23敗 2.5
5位 横浜 20勝23敗1分 3.5
6位 ヤクルト 19勝23敗 4.0
7月1日
1位 中日 38勝27敗1分 -
2位 巨人 36勝35敗 5.0
3位 阪神 34勝34敗 5.5
4位 ヤクルト 31勝33敗1分 6.5
5位 広島 32勝35敗 7.0
6位 横浜 29勝36敗2分 9.0
見て分かるように、中日が抜けたということですね。
まあ、野球を見ていれば誰でもわかることですがw
その間の中日のチーム防御率は3.27という安定した数字。
野口の2度の完封や完封リレー、1失点の勝利など、先発の安定感が窺えます。
打線も大事なところで点を取り、後は守り勝つという中日の野球が実現されており、
打撃重視の巨人とは6月を4勝4敗のタイ、打と投の争いは優劣付けがたい状況となっています。
6月を勝ち越したのは中日、ヤクルトの2球団だけ。
そのうち、中日の月間貯金は「5」、ヤクルトは「2」でした。
対して巨人の月間借金は「2」、阪神は「1」、広島は「2」、横浜は「4」です。
今月10日、11日に行われるオールスターまで、各チームとも2カードを残すのみとなりました。
奇しくもAクラス対Bクラスの争いとなっています。
緒戦を終えた現段階では巨人、横浜が先勝しています。
もしかしたらオールスター時点の順位はまた接近戦となっているかもしれません。
どなどな