レッツ投手編!
今日も好き放題書いていきますよー!
野手編と同じく敬称略です。
今シーズン規定投球回に達したのは石川、川島の2人のみ。
途中リタイヤ、解雇となってしまったベバリンの136回1/3が次いで3位となっています。
野球において最も大事な先発陣の薄さが明らかに露呈されてしまった形となってしまいました。
よく三本柱と言われますが、ヤクルトの投球回上位3人の総投球回は439回。
他チームを見てみると、優勝した中日が495回1/3、巨人が441回1/3、阪神が498回、広島が427回、横浜が401回。
この結果だけを見ると中日、阪神の先発陣がよく、ヤクルト巨人は並、広島、横浜が苦しいという風に分けられてしまいます。
当然先発が長い回を投げられないのであれば中継ぎ陣に負担がかかってしまうわけですね。強いチームは先発投手がしっかりしているものです。
さて、さっきの数字は上位3人を考えたものでした。最下位は横浜でしたが、実は横浜は投球回100を越えている人数が最多の5人なのです。広島も90代が2人、80代が2人います。しかしヤクルトは投球回4位が78回1/3の藤井、5位が75回1/3の石堂、そしてなんと6位には74回1/3で五十嵐亮太の名が。どれだけ負担がかかっているのか分かります。
ということを踏まえて今年の投手陣を思い返してみましょう。
先発ローテーションの軸は今年で3年連続二桁勝利の石川、新人王川島、ケガで解雇となってしまったベバリンでした。シーズン途中に復帰した藤井、前半好調だった石堂あたりが主なローテーション投手です。
開幕直後は鎌田が投げていましたが、結果を出せず2軍に。助っ人のマウンスも結果を出せずに解雇となりました。
シーズン終盤には高井が先発し、好投。ゴンザレスも中継ぎで結果を出した後に先発を任されるようになりました。
今年新人王の川島は1位の上原にこそ届かなかったものの、防御率2位は立派です
リリーフ陣最大の誤算は石井弘。前半戦をケガで棒にし、アテネで離脱。それでも52回2/3はリリーフ陣3位の投球回。防御率2.05は規定にこそ達していないもののチームNo.1です。奪三振率11.8も見事。
言わずもがな、最優秀救援投手に輝いた五十嵐亮太。5勝37セーブ、防御率2.66は見事な成績です。与四球36は抑えとして気になるところではありますね。
中継ぎ陣で頑張ったのは河端、坂本。新加入の田中、杉本も夏場の苦しいチームを支えてくれました。
という感じの今年の投手陣でした。
それでは来年に行ってみましょう。
先発の軸は変わらず石川。シーズン終盤疲労と肩痛で苦しんだ川島が2年目のジンクスを振り切ってくれる事を信じて同じく先発の柱に指名。
キャンプで体重を絞り、ベストの状態に仕上がれば最多勝投手藤井がチームを牽引してくれるでしょう。シーズン終盤結果を残した高井ですが、暴投の多さが目立ちます。もっと安定した投球が出来るようにコントロールを磨いて欲しいですね。そうすればローテーション入りも夢ではないでしょう。石堂が前半戦のような好投を見せてくれれば来年こそ計算できる投手になれるはずです。そしてこれからのヤ投を支えていかなければならない鎌田の復調は不可欠です。
自由獲得枠の松岡がどれほどのものか分かりませんが、新人王を狙えるだけの力を持っていれば……と思います。
リリーフ陣に行きます。
ここ最近、毎年のように怪我をしている石井弘が来年こそは怪我しないように祈っています。
五十嵐亮太も日本最速を目指して獅子奮迅の活躍をしてくれることでしょう。
知る人ぞ知るスワローズの名中継ぎ、河端龍も中継ぎの柱の一人です。来年は平本が中継ぎ一本に絞るそうで、しっかりと抑えられる投手に成長してくれたらと思います。ゴンザレスには先発よりも中継ぎの方が向いているという印象を受けています。是非中継ぎで。坂本も先発という可能性も十分に考えられるのですが、来年は中継ぎで行くでしょう。
若手の花田も有望株。将来的には先発を任せられる投手ですが、今は中継ぎで頑張っていただきましょう。田中、杉本も
それではまとめてみましょう。
先発
石川、川島、藤井、鎌田、石堂、高井、松岡
中継ぎ
河端、坂本、ゴンザレス、平本、花田
抑え
石井弘、五十嵐亮太
松岡に期待がかかります。
先発ローテーションが崩れないという可能性は限りなく低いですから。
ケガだけでなく、結果を出せなければ降格という苦しい場です。
今年の川島、2年前の石川と新人王を取っている選手がいますので、松岡もその可能性は十分にあるでしょう。というかあってほしい。
そもそも柱の3人には最低でも二桁、規定投球回はいってほしいですね。
どなどな